首が疲れない! カメラがブラブラしない! 歩きながらすぐ撮れ、仕舞える!
一眼レフを首に吊下げると首が疲れてしまいます。
首ではなく、ザックに吊ればどこも疲れません。
一眼レフを山に持って行ってもザックにしまったままで、出さずに結局写真を撮らなかった、という事ありませんか?
この携帯方法ならいつでも撮影できます。
概要
- カメラのストラップ(改造)
- カラビナ
- カメラを使う時の落下防止(カメラとザックを繋いでいる)
- ブレ防止用ゴム(ショルダーハーネスにカメラを固定)
撮影する時はブレ防止用ゴムとカラビナを外します。
改造・作製
用意する物
- 細引き 2~3mmΦ:1m位
- 丸型リング:2個 (エツミ E-412S [丸型リング])
- カラビナ or ナスカン
- テント・ポール用ゴム:40~60cm位
- バックル:長さ1m位(カメラ落下防止用)
- カメラ防水用袋:容量2L位
改造
- カメラに丸型リングを付ける。(元のストラップ、リングを外す)
- リングに細引きを通し結ぶ。ロープシュリンゲを作るのと同様、フィッシャーマン結びにする。長さはカラビナに吊下げて使いやすいように調整する。長すぎるとブラブラするし、短すぎるとカラビナの着脱がやりづらくなる。
- ブレ防止ゴム:テント・ポール用ゴムを輪に結ぶ(8の字結び)。長さは10~20cm位。カメラを着脱しやすいように調整する。
ザックへの取り付け
- ショルダーハーネスにカラビナをかける。
カラビナがかからないザックはショルダーハーネス上部のループに延長用のシュリンゲを付けます。 - カメラをカラビナに吊るす。
- ザックのループにカメラ落下防止用バックルを取り付ける。カメラのストラップに通す。
- ショルダーハーネスにブレ防止ゴムを通す。
- カメラをブレ防止ゴムに固定する。
- 防水袋があると小雨の時、ザックに着けたまま行動できます。
使ってみて
私はこの方法を20年位やっていますが、特にマズい点は無いです。
ザックを降ろした時にカメラもズリっと地面に落ちるので気をつけて下さい。
カメラの防水袋は山の店で売っているスタッフ袋(2L)を使っています。ちょとした雨なら対応できます。
越後三山/八海山-オカメノゾキ-中ノ岳-越後駒ヶ岳で使用しました。
他のカメラも改造しちゃいました。
現場監督28は沢登りでガンガン使っていました。