概要
- 山域/ルート
- 新潟県、長野県/苗場山-昌次新道-赤湯(往復)
- 期日
- 2016年6月3日(金)、4日(土)
- 行程
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- 6/2 藤沢 =関越道= 土樽PA・仮眠
- 6/3 湯沢IC =国道17号= =赤湯林道= 小日橋手前ゲート、駐車場 7:25 — 9:25 赤湯温泉・山口館 9:35 — 10:00 サゴイ沢・鉄橋 — 10:20 桂の沢 10:45 — 11:30 フクベの平 — 12:30 深穴岩 — 13:05 シラビソ廊下 — 14:00 苗場山自然体験交流センター・小屋泊
- 6/4 苗場山自然体験交流センター 5:30 — 6:30 深穴岩 — 7:00 フクベの平 — 8:00 サゴイ沢・鉄橋 — 8:40 赤湯温泉 9:40 — 11:40 小日橋・駐車場・下山
- 天候
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- 6/3 晴れ。爽やか。夜は冷える。
- 6/4 晴れ。日向は暑いが日陰は涼しい。
- 参加者
- 文岳(単独)
- 概要、注意点
- 温泉
- 赤湯温泉・山口館 ルート中の温泉宿。山小屋ではなく温泉宿。川沿いに露天風呂有り。
- 雪ささの湯 国道17号沿い、苗場プリンスより三国峠寄り。茶色の湯、源泉かけ流し
画像
報告
計画
平日6/3の休みがとれる事になり山行計画を考える。
南ア・北岳に行こうかと思ったが、この時期はまだバスが通っていなかったので止め。
谷川岳か巻機山にしようかと思ったが、1泊向きじゃないし。
苗場山は・・ルート中に温泉があるぞ。
原生林もありそうだし今回は苗場山だ。
6/3
小日橋から歩き始める。
赤湯分岐まで車の轍があったが、その先の道は落石や崩壊個所があり車両通行不可。
苗場自然休養林の石碑のすぐ先で林道終了し、棒沢橋を渡ると鷹ノ巣峠への山道になる。
すでに山深く原生林の趣。
今年からブナ林、原生林、シダの群生も好きになりました。
赤湯付近、沢に下りる箇所が急斜面のつづら折れの道、ロープ有り。
沢に下りると鉄橋2ヶ所通ると赤湯温泉に着く。
温泉は帰りに寄るとして少し川原歩きをすると鉄橋有り。
登った峠が赤倉山、昌次新道の分岐でサゴイ沢へ下る。
サゴイ沢への下りも登りもトラバースの道は足場が悪い。
桂ノ沢は広場。草むらに小沢が流れている。
新緑の木漏れ日が気持ちいい。心が浄化されるようだ。
大きな樹の側にいるだけで幸せな気分。
せかせか歩くのは止めてゆっくり行こう。
山と森とのシンクロ率を高める。集中する。
水気の多い道になる。セリ科の草が多い。
六合半水場下の沢を回り込む個所が半崩壊している。足場が悪いので注意。間違って沢を登らないようにする。
ブナの大樹が多くなる。これだけでも来た甲斐がある。
フクベの平辺り一帯はブナ林が美しい。幸せ。
七合半上からブナが無くなり、シラビソ、白樺の林になる。
展望が開け、赤倉山、平票山、神楽峰方面、苗場山方面が見えてくる。
深穴岩はコンクリートのような岩。一帯はシラネアオイが咲きまくっていた。
この辺りの道は雨が降るとぬかるんでドロドロになる道だ。
九合目シラビソ廊下、苗場山が目の前に見えてくる。
山頂直下は切れ立っており、おまけに雪渓が残っている。
どういうルートなんだろう・・
つづら折れの急登を行くと山頂直下で鎖場になる。鎖が無くても行けるルートが、ルートだと分かるので鎖はありがたい。
で案の定雪渓にブチ当たった。垂直に近い雪渓、高さ2m弱が立ちはだかる。
北側の笹薮を回り込んで越えた。
そうすると、木道に乗り平坦な池塘になる。
気分爽快、雲上の楽園のようだ。遠くに小屋が見える。
小屋の人によると例年はこの時期は雪に覆われて木道は見えないそうだ。
小屋の水場は無く、小屋の天水を貰う。小屋内に蛇口有り。
苗場山からは谷川岳、佐武流山が見えた。
夜は冷えた。まだ所々に雪が残っている位だからね。
6/4
朝の池塘もきれいだ。
木道は朝露で滑る。
問題の雪渓の下りはビビった。滑り易そう。
快調に下る。日向は暑いが、このルートは日陰が多い。
桂ノ沢(六合目)付近の小沢で水汲みした後、ルートを外れそうになった。
涸れ沢を道と間違えた。
サゴイ沢の橋で涼んで赤湯へ到着。
お目当ての赤湯温泉に浸かる。
川沿いの露天風呂で洗い場は無い。
玉子の湯はお湯の中からプクプクと泡が出ている。源泉が湯船の中なのだろうか?
ずっとここに居たいがそうもいかず、帰路につく。
歩くと暑い。棒沢で涼む。
トロトロ林道を歩き小日橋の駐車場に戻った。
関連リンク
- 赤湯温泉・山口館
- 苗場山自然体験交流センター 山頂の小屋
- 和田小屋 かぐらスキー場内
- 谷川連峰・苗場山登山情報
- かぐら・みつまた観光協会
- 苗場山情報コーナー 長野県栄村