概要
- 山域/ルート
- 山形県/朝日鉱泉→鳥原山→大朝日岳→中ツル尾根→朝日鉱泉
- 期日
- 2016年8月8日(月),9日(火)
- 行程
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- 8/8 朝日鉱泉・ナチュラリストの家 5:20 — 7:30 金山沢 7:40 — 8:43 鳥原山避難小屋 9:07 — 10:42 小朝日岳 10:59 — 11:35 銀玉水 12:05 — 12:30 大朝日小屋・泊
- 8/9 大朝日小屋 6:25 — 大朝日岳 — 中ツル尾根 — 7:15 七合目 — 7:44 五合目 7:57 — 8:25 三合目 — 8:40 沢沿いの道 — 10:40 朝日鉱泉・下山
- 天候
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- 8/8 晴れ。大朝日岳付近、ガス。夜、風雨強し。
- 8/9 朝、小雨、風強し。大朝日岳付近、ガス。
7時~8時、晴れたり小雨降ったり。
- 参加者
- 文岳(単独)
- 概要、注意点
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- 危険個所は無し。
- 小朝日岳の下りは急。
- 鳥原小屋は管理人さん在中。
- 銀玉水は名水百選らしい。ここで水汲むべし!
- 大朝日小屋は管理人さん在中だが、販売無し。ビールも売っていない。
周辺は幕営禁止。 - 中ツル尾根ルートは朝日川沿いの道で沢の上り下りにロープ有り
川沿いは滑り易い個所がある。
小沢が多く水場多し。
- 温泉
画像
報告
8/7
8/6の夕方、藤沢発。厚木から圏央道に乗り東北道をひた走り、夜中に寒河江の道の駅に到着。車中泊して、朝からスーパーに買い出しする。
次は温泉に行く。道の駅おおえの隣、大江町・テルメ柏陵。高張性温泉(成分が濃い)。塩化物温泉の様に心臓バクバクは無い。でも体の負荷ありそう。
暑いので朝日鉱泉に向かう。途中から未舗装の対面通行不可の山道。たまに対向車が来るので後ずさりする。山側じゃなく谷側なので、あまり寄ると落ちそうで恐い。
窓を開けるとアブが入ってくる。
やっとの事で朝日鉱泉到着。駐車スペースは車5台位。
遠くに大朝日岳が見える。
昨日、今日とこの辺は異常な暑さだそうだ。
下りて来た人に訊くと大朝日小屋は激混み状態だったそう。どぅえ~。
今日の宿泊客は全員で3名。
8/8
朝日鉱泉から少し下るとダムに吊橋有り。この吊橋、足元は細い板で掴まる所が無く怖え~。
分岐まで水平道。山深く、大樹多し。私の大好きな感じ。
初めは急登を登って行く。樹林帯で展望なし。
広葉樹の森で葉っぱの間から朝日が射してとてもきれい。静かでとても良い。
尾根に出た所で朝日鉱泉で作ってもらった朝食のおにぎりを食べる。
尾根筋を進み、少し下ると金山沢を渡る。結構大きな沢だ。
樹林帯のトラバース的な道を行く。
ブナ林がきれいだ。
緩やかな道になり、樹林帯から見晴らしのよい灌木帯に出る。
ん?!、池の奥に鳥原小屋だ。
木道を進み、鳥居をくぐり、鳥原小屋に着く。
お隣には朝日岳神社がある。
小朝日方面は来た道を少し戻って古寺分岐を小朝日方面へ向かう。
この辺は池塘ありの草原、灌木帯で気持ちいい。
鳥原山展望台(ここが山頂か?)は展望良し。
大朝日岳はガスの中、小朝日岳はもうすぐ(?)だ。
小朝日岳まで樹林帯の登り。ロープのある個所もある。
小朝日岳山頂からは大朝日岳がドドーンと大きく見える・・雲の中だけど。
古寺方面の尾根、鳥原山への尾根もよく見える。
大朝日岳方面へはここから急下降する。
西側から見る小朝日岳は岩っぽい山。東側はなだらかだった。
銀玉水、ここは是非とも寄らねばと思っていた。
昔、会社の友達と銀玉水の水を飲みに行く計画をたてたが台風で潰れてしまった。
ルートからすぐ。法面を石で固めてあり管から水が出ている。冷たい。プラティパス2個分(5L)を汲んだ。
ここからやや勾配が上がる。
大朝日小屋付近はやや平坦になる。
小屋周辺はまつむし草(紫の花)が咲いていてきれいだった。
大朝日小屋は管理人さん在中だがビール等の販売無し。
始めは空いていたが、夕方には満員になった。
夜は台風の影響で雨風強かった。気温は暖かくシュラフカバーとインナーシュラフで十分だった。
8/9
朝から雨風強く、ガスっているので、予定変更。
元は大朝日岳→平岩山、御影森山、上倉山→朝日鉱泉だったが最短ルートの中ツル尾根にする。出発時刻も少し遅らせる。
待ってりゃ天候回復してくるかと思ったが、ガスったままだ。
天候は良くなったり悪くなったり。
雨も止んでそれほど悪くないので天候回復を待たずに出発する。
大朝日岳付近の道でサンショウウオを見かけた。こんな所にいるのかとビックリ。
大朝日岳山頂は風が強いし、ガスで展望なしので、サクッと通過し、中ツル尾根を行く。
雨は降ったり止んだり。日差しがあるのに雨。カッパを着たと思ったら脱ぐ。
もー暑いから少しくらい濡れてもカッパ脱ぐ!
木の板の道標が「9,7,6,5,3,2合目」にありかわいい。
六合目辺りから大きい樹になってくる。
三合目辺りでロープ有り。
やがて尾根が終わり二俣の吊橋、川沿いの道に出る。
小沢が多く水場多し。
沢を横切る個所は、崩壊後の補修でロープあり。
ハトアサノ沢からは沢からの高度が上がり、結構スリリング。
道幅も狭い所あるので注意です。
暑いので休み休み行く。
平坦な道で大きい樹が多い。原始の森に迷い込んだ様。
一瞬、「ここはどこ?」と思ってしまった。
朝日鉱泉に到着し、下山。風呂を浴びる。
この日は寒河江に泊まり、翌日岩手山に向かった。
装備
今回は小屋泊りなので30Lのザックで行きました。
シュラフはインナーシュラフ+シュラフカバーです。
- ザック:mont-bell バランスライト30L
- シュラフ:シュラフカバー、インナーシュラフ
- マット:THERMAREST / ProLite (S)
- ツエルト:アライテント スーパーライト・ツェルト1
- コンロ:MSR WLI , 燃料ボトル:325ml (ガソリン)
- クッカー:snow peak チタンパーソナルクッカーセット
- マグカップ:snow peak チタンシングルマグ 300 フォールディングハンドル
- 雨具:mont-bell ストームクルーザー上下
- 水筒:プラティパス2L(2個)、ペットボトル 500ml
- 防寒着:
メリノウールプラス アクション ジップネック Men’s
ジオライン3Dサーマル 長袖
メリノウール Tシャツ・半袖 - 帽子:ステンレスメッシュ キャップ
- 服装:
Tシャツ ウイックロン ZEO T
ライトトレールタイツ Men’s
サウスリムショーツ Men’s
- 靴:SCARPA カイラッシュ
- その他、小物、いろいろ
ヘッドランプ、コンパス、トイレットペーパー、