概要
- 山域/ルート
- 南ア/仙丈ヶ岳(戸台・往復)
- 期日
- 2018年12月30日(日)-2019年1月1日(火)
- 行程
-
- 12/30
戸台駐車場 7:55 — 10:30 赤河原分岐(丹渓山荘跡) — 12:50 長衛小屋・幕営 - 12/31
長衛小屋 6:05 — 7:45 大滝ノ頭・五合目 — 8:50 小仙丈ヶ岳 — 9:55 仙丈ヶ岳 — 12:25 長衛小屋 - 1/1
長衛小屋 6:16 — 7:55 赤河原分岐(丹渓山荘跡) — 9:55 戸台駐車場・下山
- 12/30
- 天候
-
- 12/30:曇り。戸台駐車場付近、雪無し。上空は風有り。夜、冷える。(寒波)
- 12/31:晴れ。風弱し。仙丈ヶ岳山頂付近、風無し。夜、冷える。(12/30程ではない。)
- 1/1:晴れ。
- 参加者
- 中西、文岳(2名)
- 概要、注意点
-
- 長衛小屋、こもれび山荘は年末年始のみ営業している。
- 長衛小屋・幕営地に冬でも使える水場あり。
- 以前、戸台川沿いの道は渡渉が3回位あったが、右岸に巻き道が出来て渡渉無しで行けた。
- 温泉
- 信州高遠温泉 さくらの湯 弱アルカリ性でよく温まる~。高遠市街地にあり
画像
報告
12/30
戸台駐車場は満車に近い状態。
今年1月に鋸岳に来た時はそこそこ雪があったが、今は雪がまるで無い。
以前来た時(2017年2月 南ア/仙丈岳(大滝ノ頭撤退))は雪深く、ラッセルしまくりだった。
最近、11月に来た時(2018年11月 南ア/鋸岳)は自分達の車しかなかった。
戸台川沿いの道は渡渉が3,4回あったが、右岸に巻き道が作られて渡渉無しで行けた。
渡渉が無いのはとても良い。
戸台川沿いの水平道を行く。丸太橋を渡ると丹渓山荘跡はすぐだ。
丹渓山荘跡から山道に入る。
沢を越えると八丁坂という急登が続く。
次は広く平らな樹林帯。この辺から雪が少しずつ出てくる。
樹林帯の登りの辺りはすっかり雪。
踏み固められて凍った個所があるので上部でアイゼン装着した。
しかし、アイゼンは大げさで歩き難い。チェーン・スパイクが使いやすいと思う。
北沢峠から少し下った所に長衛小屋・幕営地がある。
広い幕営地だ。
整地するために雪を掘るとすぐに地面が出てしまった。
積雪は10~20cm位。
早めに着いたが、まづは乾杯、そして鍋料理。
水場が使えるのがありがたい。
夜は非常に冷えた。
12/31
今日は仙丈ヶ岳、アタック!
出発時(6:00)は未だ暗く、ヘッドランプを点けて北沢峠へ向かう。
すぐ近くに2合目へ行く道(トラバース的)もあるが、北沢峠(尾根沿い)から行ってみる。
樹林帯の中を夏道沿いに行く。
雪が踏み固められた道。
樹林帯は五合目の少し上までなので、樹林帯で風対策、アイゼン装着の身支度をする。
樹林帯を抜けると小仙丈ヶ岳が見えてくる。
風はあまり無い。
風が一番の心配事だった。
景色良し。甲斐駒ケ岳、鋸岳、八ヶ岳、富士山、北岳、等よく見える。
小仙丈ヶ岳から先は一部細い尾根があるが、危険ではない。
小仙丈ヶ岳から仙丈ヶ岳までが遠く感じた。
稜線上は所々、岩が出ている。
仙丈ヶ岳・頂上からの展望は最高!
北アルプス、中央アルプス、塩見岳方面、甲斐駒ケ岳・・・
山頂には数人おり、登ってくる人もいる。
風無し。
少し休憩できた。
風があって休憩なんてできないと思っていたのでラッキーだった。
下りは二合目から長衛小屋へ行く道を行った。
トラバース的でアップダウンの無い素直な道だった。
1/1
暗いうちからヘッドランプで歩く。
道は雪が凍って滑りやすい個所があるがツボ足で行く。
河原歩きはかったるい。
夏はバスが北沢峠まで行っているので、川沿いのルートは行く人はほぼ居なさそう。
川は所々、凍っている。
4時間程で戸台川・駐車場に戻った。