概要
登山での炊飯を紹介します。
- 炊飯と同時にレトルトカレーを温める。
- 食べ終わった後のコッフェルのお掃除
お掃除の際、トイレットペーパーを山のように使っていませんか?
ティーパックを使うこの方法ならトイレットペーパーは10cmで済みます。
炊飯とレトルトカレー
用意する物
- 1人分の米(0.7合)※
- 水(0.3~0.4L)
- レトルトカレー
- コンロ(ストーブとも云う)
- コッフェル
- スプーン(お掃除に使用。カレーはスプーンだよね。)
- ティーパック(お掃除に使用。紅茶でも日本茶でも可)
※1合だと多すぎて食べきれないので0.7(3/4)合にしている。量はお好みにして下さい。
炊飯
- 山では水が限られているので、お米は大抵、研げません。
普通の米でも問題ありませんが、無洗米にするのもいいかと思います。 - 米と水をコッフェルに入れる。水の量は米の約2倍くらい。2合でも3合でもこれでOKです。指をコッフェルに入れて米と水の量を測る。
- 漬け置き。20~30分くらい。米に水を浸み込ませる。こぼさないようにね。
- 炊飯。沸騰するまで強火。スプーンでコッフェルの蓋を触ればグツグツなるのが分かる。
- レトルトカレーをコッフェルに乗せて温める。たまにひっくり返す。
- 炊飯。沸騰したら弱火。なるべく弱い火。吹きこぼれてもOK。
- 20分くらいで炊飯終了。コゲた匂いがしたら終わり。
- 蒸らし。10~20分。
- 出来上がり。
失敗例
- 水が少なくて芯が残ってしまう。またはコゲてしまう。
- 水が多くかつ炊き時間が長すぎてグシャとしてしまう。
- 水を途中で足して、失敗する。
1,2の失敗は程度の差ですが、3の失敗は米が質的に変ってしまうので別次元のマズさです。捨てたくなります。
なので、3の失敗さえ避ければひどい事にはなりません。
初めのうちは次の様にすれば1,2の失敗も避ける事ができます。
- ちょっと水を多目にし、炊きすぎない時点で火を止める。多い分の水は吹きこぼれるし、1,3の失敗は防げます。
- 炊飯中に蓋を開けて米の出来具合を確認する。味見する。蓋開けちゃダメっていうけど開けても大丈夫です。底と上の米は出来が違うので両方味見した方が良いです。
- 水が少なかった場合、水は途中で足さない。芯が残った状態で終わりにするか、コゲが多くなって終わりにするかにする。
米と水を入れる。水は米の2.2倍くらい。その後、漬け置き(20分)
炊飯。沸騰したら弱火。
吹きこぼれます。
蒸らし。20分くらい。この間に味噌汁作るとかする。
出来上がり。
カレーをかけて、いただきまーす。
ごちそーさま。の後は・・
食後のコッフェルのお掃除
- コッフェルに水をちょこっと(10cc位)入れる。
- スプーンでかき落とす。
- 水を捨てる。
- 使い終わったティーパックをコッフェルに入れ、残りの汚れを落とす。
- 最後、トイレットペーパーで拭く。終わり。
ごちそーさまでした。
水をちょこっと入れる。
スプーンでかき落とす。
水は捨てます。
使い終わったティーパックで汚れをふき取る。
水気の多いティーパックが拭き易い。
汚れが取れました。
最後、トイレットペーパーでふき取る。終わり。
UNIFLAME
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コッフェルの材質/アルミかチタンか
アルミの方が熱伝導が高いので炊きやすい(熱の巡りが良い)です。
チタンはコゲ方が炎の形通りになりますが、アルミは底全体がコゲます。
チタンでも炊けますが、アルミの方が炊きやすい。
チタンは強い(粘るので簡単に折れない)ので薄くできます。アルミはザックの中で当たって凹むけど、チタンは凹み難いです。
コゲ、煤、茶渋等の汚れ
これらの汚れは普通の洗剤を使っても落ちません。
クレンザーを使うとちゃんと落ちます。
汚れを削り落とすという事ですね。